痛くない最新歯科治療を知る

最新歯科治療の具体例を紹介します

「できるだけ抜かない」治療を目指す

現代の歯科治療は、基本的には「抜かないで治療する」「できるだけ削らないで治療する」ということを方針として行われています。
従来の素材では、患部以外の周辺も削って綺麗にしなければ充填素材が綺麗に定着しなかったのですが、90年代以降から登場した「コンポジットレジン」という素材は、虫歯などの患部のみを削り取れば、あとはそこに定着させれば良いだけなので、口内で直接治療でき、治療も1回で済むという利点があります。
それまでは削ることで歯が小さくなり、特に成長期の子供にそういう治療をすると、子供の歯も口内も大きさが変わっていくためそのたびに治療、つまり削ることになるため、どんどん歯が小さくなるという弊害がありました。
コンポジットレジンはその部分も克服できるということです。

痛みをどのように取り除いていくのか

抜歯や歯を削る際の痛みを緩和するために麻酔が主に使われますが、そもそも「麻酔を刺すときが痛い」という問題は、長年患者にとっても歯科医にとっても悩みの種でした。
現在は、麻酔を指す歯茎に表面麻酔というジェルやスプレータイプの麻酔を先に塗布することで、刺すときの痛みを和らげています。
また、麻酔の注射針も以前は0.4ミリほどあり太かったのですが、現在は0.26ミリの極細針を用いていて、これも痛みの緩和に貢献しています。
更に、麻酔も一気に入れるのではなく、適切な温度まで麻酔を温めた上で、徐々に注入していくという方法に変わってきています。
また、従来からある笑気ガス注入法や静脈内への鎮痛薬点滴での痛み緩和もあるので、治療時は遠慮することなく、痛みが苦手であること、避けたいことなどを歯科医に申し出ましょう。


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